アビシニアンのウニとモモの生活


by unilog

さよならエイヒレ


ちょっとお高いスーパーでエイヒレの珍味を買ってきた。これは日本酒と一緒に食べるとうまいぞ~と思い、さっと火であぶってさて晩酌、と思った瞬間、二匹の獣が飛びかかって来た。珍味の匂いにかなりそそられたらしく、すさまじい勢いで鼻をクンクンさせてたかって来る。
まあ魚だし、少しくらいならあげてもいいかと思ったのが間違い。ほんの一切れで味を占めてしまったウニモモは、もっとくれーもっとくれーと猛烈な勢いで追い掛け回す。
こちらは頭の上に上げたり手の中に隠したりしてなんとか逸らすのだが、餌にたかるハイエナのごとくエイヒレ目指して突進してくる。もうそれ以外は目に入らないようだ。ほんの少しだけちぎって分けてあげるのだが、噛みもせずに一瞬で飲み込み、次、次と飛び掛って催促。せめて味わって食べてくれるのならまだしも、飲み込むだけとは何事か。もうやらない!と自分だけ食べようとするが、そんな理屈は通用しない。
あげくの果てに、ウニは指にがぶっとかじりついてウーと唸り、モモはその隙を狙ってエイヒレにかじりつき、力いっぱい引っ張って離さない。一匹に気を取られるともう一匹が背後から飛び掛る。先日タイで買ってきた安物シルクのパジャマを着ていたのだが、ウニモモの爪で穴だらけ。ところどころ血が滲んでいる。
そんなこんなでまったく優雅な晩酌も出来ず、高価なエイヒレも味わう暇もなく口の中に押し込んで食べてしまった。ウニに狙われるのでチーズももう家では食べられないし、ワイン&チーズの晩餐も、珍味&日本酒の酒盛りも、もう家ではできないのか・・・・
これを書いている最中、ウニはまだほのかにエイヒレの匂いの残る母の右指をがぶっと噛んで行った。

写真は、どこかの居酒屋さんのサイトから拝借。うまそう・・・
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by unilog | 2004-11-11 01:15 | ウニモモ