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アビシニアンのウニとモモの生活


by unilog

ペットを飛行機に乗せる際

今回の旅行で飛行機に乗り遅れ、チケットカウンターにて代替案を色々探してもらっている間に隣のカウンターでもめごとがあった。
隣の60代くらいの白人のご夫婦はワンちゃんを連れてラスベガスまで旅行に来て帰路に向かうところだったらしいのだが、そのワンちゃんの件で少なくても30分位はカウンターで待たされていた。この時点でお二人はかなりピリピリしていたのだが、係員から帰ってきた答えが、同じフライトにワンちゃんを乗せられないとの事。航空会社の話によると「法律により気温が華氏85度(約29度)を超えると動物を運ぶことが出来ない」のだそうだ。猛暑で知られるラスベガスは、この数日は特に暑く、まさにその前日の最高気温は華氏100度(約38度)まで上がっていたのだった。

ご夫婦はぶちきれた。そんなことは聞いていない、何故今までそんなことを言わなかったのだ!(答:チケットを売った会社が何故それを言わなかったのかは私達には解りません)。そんな答えは許せない!何が何でも乗せろ!(答え:法律ですから私達にはどうもできません。)20年前にはそんな法律はなかった!(答え:20年前にもずっとそんな法律はありました。)法律だ!?法律は誰が作ったと思ってるんだ!政府だ!その政府は自分達が作ったものなんだ!その政府が作った法律は国民の意思で変えられるのだ!(これに対しての答えはなし)盲導犬なら気温に関係なく乗せられるだろう!なのにうちの犬が乗せられないとはどういうことだ!犬は自分達にとって必要なのだ!(答え:盲導犬だという証明書があれば乗せられます。それをご用意いただけるのですか?)などなど、ご夫婦ですごい剣幕で怒鳴りまくっている。
挙句の果てには航空会社の社長を電話に出せとか要求するし(答え:社長の電話番号は知りません。電話をかけたかったら後ろに公衆電話があります)、国民の税金がどうのとか、怒りが別のほうに向かって行った。

日本の法律ではどうなのかは知らないが、今回習ったことによると、動物の安全を守るために気温が高いときにはペットの輸送は禁止されているのだそうだ。もしかして、気温が低すぎるときにも禁止なのかもしれない。
で、このご夫婦の選択としては、1)夜10時前後の便があるので、もし気温が下がればその便に振替をする。(特別に変更手数料はサービスで) 2)自分達は先に帰って、空港でワンちゃんを預かってもらい、気温が下がったら送ってもらう だそうだ。
しかし1)の場合には夜になっても気温が下がるかどうかは解らず(絶対下がるのか!!確証できるのか!!と問い詰めていたが、そんなのは誰もわからない)、2)の場合には250ドル程度の費用がかかるようなことを言っていた。
この辺で自分のチケットの手配が終わったため、結局どちらの選択をしたのかはわからなかった。怒る気持ちはわかるが、怒鳴って要求している事柄が余りに理論的ではなく、支離滅裂。そして二人が相談のために席を外したとき、カウンターの中の係員同士が苦笑しながら「絶対に条件書にサインするときに中身を読んでいないよね」とため息をついていた。係員の気持ちもわかるが、こんな対応をされると余計怒る気持ちもわかる。客も係員も、悪い意味でアメリカ人だなと思った。
ちなみに、その日の夜10時のニュースでは現在の気温は83度と言っていたが、どうしたのか。
とにかく、ペットを乗せる際には気温にご注意を。
by unilog | 2004-05-09 08:28 | ウニモモ